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アルミサイディングの施工方法

金属サイディングの工法について紹介しています。建築法とも密接な関わりがあるので、施工前に必ずチェックしておきましょう。

サイディングの重ね張り(カバー工法)について解説!

外壁の施工方法の一つである「金属サイディングの重ね張り」について、その特徴やメリット・デメリットを解説しています。リフォームを検討している方は必見です。

アルミサイディングの重ね張りの詳細をみる

金属サイディングにおける横張り・縦張りって何?

金属サイディングの横張りと縦張りについて、それぞれの特徴や用途について解説しています。施工対象と工法・商品選びはセットで考えるとよいでしょう。

金属サイディングの縦張り・横張りの詳細をみる

コラム:サイディングの張り替え時期は?

サイディングの張り替えが必用になるのは、一般的にはいまの外壁の劣化が目立ってきたときでしょう。
塗装の剥がれやヒビ、穴あきなどが無いか定期的にチェックしましょう。
劣化を放置してしまうと、外壁材自体の劣化が進行するのはもちろんんこと、雨水が建物の中に入り込んで断熱材を傷めるなど、建物自体の劣化も早くなってしまいます

軽い塗装の剥がれなどであれば、張り替えせずに被膜塗料を再塗装するだけでよい場合もあります。詳しくはメーカーサポートなどに問い合わせてみるとよいでしょう。

また、目立った劣化が見られない場合でも、そのサイディングボード商品の「耐用年数」が過ぎてしまったものは、目に見えない劣化が進んでいる可能性があります。
震災や豪雨などもしものときに強度が下がってしまっていると危険ですので、あらかじめ耐用年数をしっかり確認しておき、期間が過ぎたら張り替え工事を行いましょう。

コラム:サイディングを自分で貼るときの手順は?(DIY)

一般住宅などで、ご自身でリフォームされる方もいるかもしれません。
大がかりな工事の場合は足場などが必要になり素人では危険ですので、自分のできる範囲で行うようにしましょう。

一般的には以下の手順で張り替えを行います。(重ね張り=カバー工法の場合)

  1. 下地づくり
    まず既存の外壁に透湿防水シートを全面に貼り、銅縁を取り付けていきます。
  2. 水切りを設置
    外壁内部に発生する結露などの水分を排出するために、既存外壁材の下部に水切りを設置します。
    水平器を使いながら、地面と水平になるように設置しましょう。
  3. 役物を取り付ける
    外壁のつなぎ目や、角の部分に取り付けるパーツ=役物を取り付けます。
    取り付け方法やパーツ形状などは各社の製品によって違います。場合によっては役物が無く、ボード自体をはめ込むことでつなぎ目を目立たなくしたり角処理ができるものもあります。
  4. サイディングボードを貼る
    新しいサイディングボードを貼っていきます。すべて貼り終わったら、先ほどの役物の上にキャップ役となるトップ役物を取り付けます。
  5. シーリング
    最後に、役物の隙間やボード同士のつなぎ目をシーリング材で埋めます。
    これにより気密性を高め、防水や断熱に役立てます。