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ビル・工場・事務所などのアルミサイディング施工例

ここでは、ビル・事務所などでのアルミサイディング施工事例を紹介します。

神奈川芸術劇場・NHK横浜放送会館

事例1の写真
引用元HP:三晃金属工業株式会社公式サイト
https://www.sankometal.co.jp/works/details/w057.html

高階層の建物で重宝されるのが、軽量で強度があるアルミサイディングです。
結果的に耐震性を高めることや、耐火性の高さから、劇場や放送会館という人が多く集まる施設にも多く採用されています。

Kurax(宮城県仙台市の商業施設)

事例2の写真
引用元HP:三晃金属工業株式会社公式サイト
https://www.sankometal.co.jp/works/details/w149.html

大型ショッピングセンターのような広大な面積の建物も、そのスタイリッシュな外観で街のランドマークとなることもできます。
ボルトなどでひび割れや破損が生じづらく、看板などの取り付けやすさも魅力です。

ニチレイ・ロジスティクス九州 福岡東浜物流センター

事例3の写真
引用元HP:三晃金属工業株式会社公式サイト
https://www.sankometal.co.jp/works/details/w033.html

大型の工場や倉庫など、壁面の面積が大きな建物にも、接続部の納まりのよいアルミサイディングボードが役立ちます。
デザイン性を要求されない建物であれば、質感そのままで建材費も抑えることができるでしょう。

コラム:非住宅向け商品に必用な外壁性能とは

住宅向けでない建物の外壁工事は、比べられないほど規模が大きかったり、意匠性が特殊だったりと、まったく違う考えで臨まなければなりません。
金属サイディングは軽量であることや加工が容易であることから、非住宅向けの外壁材として重宝される場面も多いですが、求められる性能もまた各段に上がっています。
特に気を付けるべき性能について一部ご紹介します。

耐火性

建築基準法で定められる耐火建築物とは主要構造部(柱、屋根、壁、階段など)に耐火性能のある材質が使用されている建物のことを指します。
有事の際に建築物の利用者が避難するまでの間は倒壊することなく、近隣への延焼を防げることを条件として、その時間を基準に外壁材のスペックにも「●時間耐火構造認定」などと記載があります。
規模にもよりますが、現在の火災事故の多くは1時間以内に消火されることが多いため、1時間耐火構造があるとひとまず安心と言えるかもしれません。

耐風性

建築基準法施行令第82条によって、高さ13mを超える建築物における屋根材や外壁の風圧に対する構造耐力上の安全性を確かめるための構造計算の基準が定められています。
こちらの計算に則り、各社で耐風性に関する条件などを提示している場合があるので、高階層や特殊な建物を建築する場合の外壁材選びは、こうした法的基準と製品条件を照らし合わせて選ぶ必要があります。

まとめ

住宅だけでなくビルや会社施設など、大型・高階層の建物でも軽量で耐久性の高いアルミサイディングは大活躍しています。