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アルミサイディングとは?メリット・デメリットを整理しよう

サイディングとは、建物の外壁材のことを指します。
外壁材の種類には、主に窯業系サイディング・金属系サイディング・樹脂系サイディング・木質系サイディングの4つがあります。

その中でも金属系サイディングは、モダンでおしゃれな外観が人気です。
また、工業製品として工場内で一貫した品質管理をされながら生産されるため、素材が均一で綺麗な仕上りにできます。

その金属系サイディングの一種である「アルミサイディング」について、メリットやデメリットも踏まえてまとめました。

アルミサイディングとは

アルミサイディングとは、その名の通りアルミニウムを使用したサイディングボードのことを指します。
※サイディングボード…外壁材のこと

アルミサイディングは、デザイン性・耐久性に優れた表面材と断熱性・防火性に優れた裏打ち材によって形成された乾式工法用の外壁材であるという特徴を持っています。
アルミニウム自体がとても軽量なので、建物へかかる負担が少なく、耐震性にも優れているといえるでしょう。

アルミサイディングのメリット

アルミサイディングのメリットとして、下記の4つを挙げることができます。

素材が軽量で耐震性に優れている

一般的には壁や天井の材質重量が増加するほど耐震性に悪影響をもたらします。
アルミは軽量性に優れた材質であるため、金属系の中で比較しても耐震性に優れていると言えます。

断熱性が高い

アルミのサイディングボードは、断熱性がとても高い外壁材です。
裏打ち材として硬質発砲プラスチックフォームという断熱材を使うことが多く、壁材のほとんどを断熱性の高いものが占めているためです。

防水性が高く錆びにくい

アルミサイディングは防水性が高く、金属サイディングの中でも錆に強い素材といえます。
一般的に金属は錆びや塩害に弱い材質とされていますが、表面に耐蝕アルミニウム超合金を採用していることが多いため、深層への透水や吸水の心配が少ないです。

防音性が高い

アルミサイディングは、防音性にも優れています。
断熱性で紹介した硬質発砲プラスチックフォームは気泡の集合体で、熱だけでなく建物の中や外からの騒音も吸収できるため、生活音や騒音を抑える点でも有効です。

アルミサイディングのデメリット

あえてデメリットを挙げるとすると、以下の3つがあります。

価格が高い

アルミサイディングは、他の金属サイディングと比較すると価格が高い傾向にあります。
アルミサイディングの一種とも言える後発の「ガルバリウム鋼板」よりも、純粋なアルミサイディングは「軽さ」「錆びにくさ」に優れているので、ワンランク上の外壁材として位置づけされています。
それゆえに、その分どうしても価格が上乗せされてしまいます。検討している場合は相見積もりなどをしてみましょう

色のバリエーションが少ない

また、窯業系サイディングなどと比べると色のバリエーションが少ないというデメリットもあります。
金属系のサイディング全般に言えますが、他の外壁材に比べデザインの自由度が低いです。

ただし、アルミサイディングは逆に金属ならではのシックな雰囲気やモダンな雰囲気を演出できます。

衝撃に弱く傷がつきやすい

アルミサイディングは、アルミ合金を素材として作られているため強い衝撃に弱く、表面が傷つきやすいというデメリットもあります。そのためへこみ、こすり傷が付いてしまう可能性があります。

アルミサイディングを選ぶ際には、表面の加工法などに注目してみましょう。

まとめ

アルミサイディングはデメリットもありますが、軽量・耐震性・断熱性・防水性・防音性といったメリットを享受できます。近年は加工法やデザインも充実しているため、調べてみるとよいでしょう。

「軽くて錆びない」金属サイディングとして外壁材の中でも人気が再加熱しているアルミサイディング。
各社から様々な商品が展開されていたり、オーダーメイドで板金加工してくれるメーカーも存在します。
当サイトでは、各メーカー紹介をはじめとしてアルミサイディングに関する基礎知識から工法や施工例なども詳しく解説している専門メディアですので、アルミサイディングをご検討中の方は是非目を通してみてください。

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