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競技場・美術館などでのアルミサイディング施工例

ここでは、競技場・スポーツ施設などでのアルミサイディング施工例を紹介します。

東京スカイツリー

スカイツリー
引用元HP:菊川工業株式会社公式サイト
https://www.kikukawa.com/product/skytree/

東京の新たなシンボルとなったスカイツリーにも、その軽量さ・強度からアルミパネルが使用されています。
タワー建築のような非常に設計難易度の高い建築物でも採用されるアルミサイディングは、技術的にも価値の高い優秀な外壁材と言えるでしょう。

太宰府特別支援学校体育館プール棟

事例2の写真
引用元HP:三晃金属工業株式会社公式サイト
https://www.sankometal.co.jp/works/details/w077.html

屋根 立馳SX-40との組み合わせで外壁のデザインを連続させて表現しています。水密性向上のためにガスケットを充填した化粧キャップ方式により、更に施工効率をUPさせた高意匠立馳外壁材となっています。
この建物はプールですが、屋根と外壁が一体となっていて非常に印象的なデザインといえます。つながっていない外壁の色が鮮やかで、良いコントラストを形成しています。

富山市ガラス美術館

事例3の写真
引用元HP:富山県観光公式サイト(富山石ガラス美術館)
https://www.info-toyama.com/attractions/80267

富山県の名産品であるガラスとアルミと石とを組み合わせ、様々な角度で光を反射するように設計され、キラキラと輝く外観が特徴的な美術館です。
意匠性の高い建築物にもアルミサイディングが活躍しています。

コラム:非住宅向け商品に必用な外壁性能とは

住宅向けでない建物の外壁工事は、比べられないほど規模が大きかったり、意匠性が特殊だったりと、まったく違う考えで臨まなければなりません。
金属サイディングは軽量であることや加工が容易であることから、非住宅向けの外壁材として重宝される場面も多いですが、求められる性能もまた各段に上がっています。
特に気を付けるべき性能について一部ご紹介します。

耐火性

建築基準法で定められる耐火建築物とは主要構造部(柱、屋根、壁、階段など)に耐火性能のある材質が使用されている建物のことを指します。
有事の際に建築物の利用者が避難するまでの間は倒壊することなく、近隣への延焼を防げることを条件として、その時間を基準に外壁材のスペックにも「●時間耐火構造認定」などと記載があります。
規模にもよりますが、現在の火災事故の多くは1時間以内に消火されることが多いため、1時間耐火構造があるとひとまず安心と言えるかもしれません。

耐風性

建築基準法施行令第82条によって、高さ13mを超える建築物における屋根材や外壁の風圧に対する構造耐力上の安全性を確かめるための構造計算の基準が定められています。
こちらの計算に則り、各社で耐風性に関する条件などを提示している場合があるので、高階層や特殊な建物を建築する場合の外壁材選びは、こうした法的基準と製品条件を照らし合わせて選ぶ必要があります。

まとめ

デザイン性を重視する建物でも、その加工のしやすさや軽量差からアルミサイディングが採用されるケースがあります。対応の幅が広いのも魅力のひとつと言えるでしょう。